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助産学実習

2年間における助産学実習の紹介

1年次

*助産学実習Ⅰ(分娩介助に関する実習)

分娩期の基本的な助産診断、助産ケアの実践を行う実習です。産婦や家族とのコミュニケーションを通して、状況に応じた助産ケアの実践を行います。また、母乳育児支援の実際の見学や一部実践を行います。

(↑  実習前には、練習をして備えます。)

(↑  フリースタイル分娩を取り入れている施設に実習に行く前には、フリースタイル分娩の練習も行っています。)

*助産学実習Ⅱ(アドバンスケアに関する実習)

院内助産システムを導入している病院で助産師の役割や他職種との連携について学び、助産師外来、院内助産の見学および、病棟における基本的なケアの実践を行う実習です。

*助産学実習Ⅲ(ハイリスクケアに関する実習)

周産期母子医療センターにおいて、ハイリスク妊婦・産婦・褥婦の特徴に応じたケア、および家族へのケアを考え、実践する実習です。また、NICUやGCUに入院しているハイリスク新生児の特徴に応じたケア、管理についての理解を深めます。

*国際・比較助産実習   【選択実習】

助産師として国際的な視野を広げ異文化におけるケアを理解し、海外における助産師の母子へのケアの活動の実際について自ら学ぶ力を養う実習です。また、海外における助産師教育や方法について理解を深めます。

(↑  COVID-19流行以前は、実際に海外の施設に実習も行っていました。)

2年次

*助産学実習Ⅳ(継続ケアに関する実習)

妊産婦および産後の母子の助産診断、助産ケア、保健相談の実践を行う実習です。また、母児および家族に対して、妊娠期から産後1か月まで継続した助産ケアを実践します。

*助産管理実習

病院における助産管理の実際、助産所(院)における助産管理および運営の実際を学ぶ実習です。また、地域で活動する開業助産師の役割と活動の理解を深めます。

*地域助産実習

地域における開業助産師の役割と活動を理解し、産後4ヶ月までの母子のアセスメント方法を修得する実習です。また、学童期・思春期教育・出産前教育の見学・一部実施を通してセクシュアリティや命の大切さを伝える基本的な教育技法を学びます。

助産学実習 施設一覧と実習内容

助産学分野では、石川県内外の病院や助産所で実習しながら高度助産実践の学びを深めています。
※令和2年度の実習施設(参考)です。実習施設は、年度によって異なる場合があります。

石川県内

石川県以外

※COVID-19の流行状況により、県外の実習は見合わせています(令和3年12月現在)。

海外(国際助産学)

※海外実習は、希望者のみ行います。

※COVID-19の流行状況により、海外実習は見合わせています(令和3年12月現在)。

助産学実習にかかる費用

授業料とは別に、交通費および宿泊費として2年間で約20万円かかる見込みです。
(実習の場所、頻度、期間等は年度によって異なるため実際の費用は前後する可能性があります)

※海外実習を希望する場合は、これに海外実習の旅費が加わります。

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